身体のふしぎ

今日も今日とて、洲本市で、訪問介護(ヘルパー)、デイサービス、居宅介護支援(ケアマネジャー)、放課後等デイサービスを通じて、地域福祉の向上のために、汗を流している豊生ケアサービスです。

みなさま、いかがおすごしでしょうか。(淡路市では有料老人ホームの運営もしております♪)

さて、本日はタイトルにありますとおり、体って不思議だなぁ、、と思った出来事が最近ありましたので、、、

少し触れてみたいと思います。

実は、今回ブログを記載しておりますこのわたくし、何を隠そう、以前から膝痛がありまして、、、、

階段の上がり降り、、、、とくに降りる、という行為がしばらく続きますと、、、、、

てきめん、膝痛が襲ってくる、、、ということで、、、、

おもしろからぬ日々を過ごしておりました。

痛む部位は、当然ヒザ、、、ですので、、、、、、

ヒザが悪い!のだと思いますよね。

しばらくはガマンしたり、ストレッチをしたり、、、いろいろやっておりましたが、、

あまりよくなる気配もなく、、、これではちとまずいな、ということで、、、、

さきごろ、とある大きな病院の整形外科にいきまして、、、、、

膝の検査をしてもらいました。

その結果、、、、、なんと、、、、、

膝に悪いところはなし!!!!

検査後、、、先生の方から、、、、、

「レントゲンでも、膝の軟骨もすりへっていないし、、、、、

まぁ、、、もう、そういった体の関節が痛んだりするお年頃でしょうし、、、、(失敬な!!、、でも事実だ、、)

整形外科的には、どこが悪い、、というわけでもないし、、、

(痛みとは)つきあっていくしかないよね、、、

みたいな結論のお話を聞くこととなりました。

3時間の待ち時間と、一万円足らずの診察代金の果て、私が手に入れたものは加齢という現実を突きつけられたというこの一点のみ、、、、。

、、、なるほど、、、、

「関節いたいから、、、お医者様に行ったら、年やからしゃない、言われた、、、。まぁ、いわゆる、年寄り病やな、、、、、、」

、、、といった会話を、仕事柄よく耳にする機会がある私です。

なので、この膝痛が、どういう類のものなのか、、、なんとなく想像がつきました。

これ、、、なおらんヤツやん、、、、、、。

追いつけ追い越せ!とばかりに、

普段からお世話になっている人生の諸先輩方のうしろを走っている私にも、、、、

その差を少し縮める変化が訪れました。

また一歩、大人の階段をのぼったわけですが

私個人の人生で考えた場合、、、、

階段を一段上った先に手に入れたこの痛みは、むしろマイナスにしかなりません。

関節の痛みといえば整形外科!!!

、、、、しかし、その整形外科から痛みとは上手に付き合ってくださいね、といわれた私、、、、、

妻一人子二人、、、さほど甲斐性もないこの身では、この上誰かと付き合うわけにはいきません。

まして、痛みなどとは、、、、、、、

仕方がないので、あきらめも悪く、ストレッチしたり、YouTubeみて膝によさげなことを自己流でしてみたりしていたのですが、、、、

ひょんなことから、ここらへんで評判のよい接骨院的なところにいく機会がありまして、、、、

まぁ、ダメ元でいってきましたところ、、、、、

先生が私の体を少し触るなり、、、、

「ヒザは悪くないですね。悪いのは、腸腰筋、いわゆるインナーマッスル、、、まぁ、簡単にいうと腰です。あとは、足首ですね。これはメチャクチャ悪いです」とのこと。

えっ、レントゲンとらんでも、そんなんわかりますの??

はい、膝関節は曲げ伸ばししても、抵抗なく、しっかりと曲がっています。悪いと、曲がらなくなりますからね~。それより、足首と腰ですね~。

、、、、以下先生によりますと、、、、、

特に、足首の方については、以前、ねんざになっており、それがその悪い状態で固定化されているようだ、ということ、また、腰と足首がしっかりと機能していないので、それをかばうために歩行についても、悪いクセがついて、それが今も固定化されている可能性があること、などを指摘されました。

で、両方からストレスがかかり、そのストレスの中心である膝に痛みが現れている、、、というようなことを聞きまして、、、、、

足首と股関節が悪いために、膝にも変な力や余計な負荷がかかっている、、、それが痛みの原因になるのだ、、、ということで、、、、、

実際に、先生にストレッチをしてもらうと、股関節を回したときに感じた痛み(膝とは別に、股関節を内向きに回すと、ひっかかりがあり、痛みがあった)が、すぐに消えてしまうわ、、、、

外側に動きにくい足首が、少しのマッサージ?関節の曲げ伸ばし??みたいな行為のあとにサクサクと動くわ、、、、

正直、かなり驚きました。

とはいえ、少し調整をしてよくなったとしても、体は今までの悪い動きや、かばうような歩行などを長く続けているうちに、「自然なもの」と認識している可能性があり、、、、

すぐに、その悪い元の状態にもどるかも、、、、ということで、しばらく通いましたところ、、、、、

3回目くらいまでは特に足首の関節が固かったようなのですが、、、

「かなり柔らかくなってきて、よくなってきていますよ。ボチボチ、卒業かな~、、、週明けに、また見せて下さい~♪そこで、良ければ、卒業、っていうくらいですかね~」

という感じで、ありがたいお言葉を頂きました。

たしかに、、、最近は階段を降りても、痛みを感じることはない、、、、、、

今までは、私個人の常識として「ヒザが痛いなら、ヒザに原因がある」という、非常に直接的な捉え方をしていたわけですが、、、、

今回の件を通じて、今までの自分の視野が、少し狭かったのではないかな、、、と。

こういった治療法には、どこか、民間療法的な、効果があやふやなイメージをもっていまして、、、、、

もちろん、こういった療法が保険適用であり、国に効果が認められているしっかりとした治療法である、、ということなのですが、、、、(実際に私は保険適用でした)

今までこういう所に通ったことがなく、、、、私の知らない世界でしたので、、、、、

もう少し、いろんなことに対して、固定観念を取り払わないといけないな、、、、と感じると同時に、、、、

身体って不思議だなぁ~~~、、、、と思った出来事でした。

最後になりますが、、、、今回の例は、あくまで私自身が体験したことであり、効果には個人差があるかもしれませんので、、、、

オススメしているわけではなく、あくまでも、私個人の体験談をご紹介しているだけである、ということで、ご承知おきください。

実際に、ガンなどの治療ではいわゆる「標準治療」といい、保険適用となっている、エビデンスのしっかりとした、最も効果が高いとされている治療が生存率も高いはずなのですが、、、

いろんな療法などを探すうちに、効果もあやふやな民間療法や、よくわからない治療法に傾倒し、、、、

その命を統計上の数字よりも早くに落とされる方がいる、、、ということを耳にします。

しっかりとした説明を受けたうえで、その治療法を選び取る、ということであればよいと思うのですが、、、、

命の瀬戸際で、藁をもすがる患者さんに対し、口八丁手八丁で高額な怪しい治療法や薬、健康器具や飲料水を売るような、サギまがいの商売人もいると聞きます、、、、。

今回のケースでは、保険適用ですので、もちろん、国にも認められているしっかりとした治療法ではありますが、、、、

くれぐれも、世の中に数多くある治療方法のうちの、一つの検討材料にしていただく為にご紹介している、、、、ということをご理解、よろしくお願い致します。

よかったらシェアしてね!