淡路島の高齢化率 2

さて、先日は淡路島の高齢化率ということについて、触れましたが、今回はその続きです。

2020年の洲本市の人口は、ざっと41800人ほどなのだそうです。

20年前の2000年、、、この時は、52200人ほどいた、とのことで、おおよそ20年で1万人以上、人口が減少しています。

ここからは推計値になるのですが、さらに20年後の2040年には、おおよそ29200人くらい、、と、これまた1万人以上減少する、という推計があります。

人口推移を表にまとめてみました。

20002010202020302040
人口(洲本)  (人)5220047250411603518029240
65~74歳人口(洲本)(人)68005990727551205140
75歳~人口(洲本)(人)55807490782491208120
高齢化率(洲本) (%)23.728.536.640.545.3
高齢化率(兵庫) (%)16.922.929.332.337.3
高齢化率(全国) (%)17.322.829.131.636.1
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(2018推計)」一部略

65~75歳の人口は、2020年あたりをピークに少しずつ減少していきます。一方、介護が必要になることが予測される75歳以上の人口は、2030年あたりをピークに少しずつ減少していきます。しかし、人口は同時に減少していくため、いわゆる高齢化率は2040年まで上がっていきます。

○2030年までは、洲本市は、介護が必要になると思われる年齢がメインの、75歳以上の高齢者が増えていく。

○高齢者の数そのものは2030年ごろをピークに減っていくが、高齢者の割合そのものは増加していく。

、、ということで、洲本市では介護が必要になる人が増えるのに対して、介護サービスの提供する人の数がへっていきそうで心配です、、、

といいましても、洲本市だけにかぎったことではなく、、、、

色んな所で以前から広く言われていることですし、、、、

洲本市だけでなく、淡路市でも、南あわじ市でも、兵庫県でも、日本全国でも同じでして、、、

老後のことを心配してしまうのは私一人だけではないでしょう、、、、。

実際に、上記はあくまでも洲本市のデータということで、日本全国でみますと、実は2060年になっても38.1%、、、と高齢化率はまだまだ増加していく、という推計値がでています。(高齢者の数そのものは2040年がピークだが、人口そのものも減少していくため、割合としては高齢化率は上がっていくようです)

2060年の洲本市の人口推計は出ていないのですが、、、、

そのとき、高齢化率は50%を超えたりしているのでしょうか??

この話、もう少しだけ続きます。

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