こんにちは。
淡路島で、ヘルパー、デイサービス、有料老人ホーム、ケアマネジャー、放課後等デイサービス、就労継続支援B型作業所、飲食などの運営をしている豊生ケアサービスです。
毎日、毎日、本当に暑い日が続きますね汗
私の知人の高齢者の方も、こんなに暑くなったら日課の散歩もできない、運動もしたくない、、ということで、この時期の活動量が低下、運動不足?になってしまう、、という方がいらっしゃいます。(冬は冬で寒くて外を散歩するのがつらいので、、、運動不足になってしまうみたいですが・・・)
やはり、日常的に活動をしていないと、久しぶりに体を動かす、となりますと、面倒になり、しんどい、、、
結果、筋肉も落ちてしまうし、活動性は低下するし、身体は疲れやすくなって、余計運動するのが嫌になってしまう、、という悪循環も招きますし、、、、
そういうことを防ぐためにも、デイサービスなど、身体を動かしやすく空調のきいているような所で筋トレをするなどは大切なことだと思うのです。
あるいは、家でご自身で筋トレをしてもよいのですが、、、、
長時間の運動となりますと、どうしてもしんどい、、、、
ところが、、、今回、興味深いニュースを拝見いたしましたので、、、、
皆様と共有をしたいと思います。
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筋トレ3秒、週3回で効果 体にいい「最低ライン」判明 中村雅俊・西九州大准教授ら研究
筋力トレーニング(筋トレ)は1日3秒間でも、週3回以上のペースでやると効果がある-。西九州大リハビリテーション学部の中村雅俊准教授(理学療法学)らのグループが、こんな研究成果をまとめた。中村氏は「筋トレの効果が出る最低ラインが分かった。ハードルが高いと感じている人や高齢者が始めるきっかけになれば」とし、日常生活に簡単な筋トレを取り入れることを勧めている。 中村氏が2022年3月まで講師をしていた新潟医療福祉大と、オーストラリアのエディスコーワン大による共同研究。中村氏が責任研究者を務めている。二つの論文が22年2月と今年7月に海外の科学雑誌に掲載された。 研究では、運動をしていない男女の学生らが1日3秒間の筋トレを週5日、4週間続けた。ダンベルを持って肘を曲げ伸ばす運動のように、上腕に負荷をかけながら肘を伸ばす「伸張性筋収縮」をしたグループに最も効果が表れ、筋力が平均で11・5%増えた。負荷をかけた上で肘を曲げる「短縮性筋収縮」のグループと、肘を伸ばした状態を維持するグループは効果が限定的だった。 1日3秒間の筋トレが、どれくらいの頻度で効果が出るのかも調べた。一方のグループが伸張運動を週2日、もう一方は週3日のペースで4週間続けた。週2日では筋力の増加は見られず、週3日は平均3・0%増えた。このため「最低でも週3回する必要があり、週3よりも週5の方が効果が大きい」と結論付けた。 伸張運動を活用した短時間の筋トレは、全身の筋肉で効果があるとみられる。中村氏は「筋力が10%上がるだけで体は疲れにくくなる。日常の動きを意識すればトレーニングになり、どの年齢層でも取り組める」とする。具体的には、ペットボトルを持って肘をゆっくり伸ばす、階段を下りる、いすにゆっくり座るといった動作を挙げる。 既に本格的に体を鍛えている人への効果は見込めないが、短時間の運動は関節の負担が小さく、高齢者の体力作りとも相性がいいという。中村氏は「しばらく運動をしていない人が『1日3秒ならやってみよう』と考え、一歩を踏み出すきっかけにしてほしい」と話す
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(Yahoo!ニュースより引用)
ということで、、、3秒でも、伸張性筋収縮のグループには、週5日で効果があり、11.5%も筋肉量が増える、、ということですから、、、、
高齢者や体を激しく動かすことが難しい人で、身体を本格的に鍛えていない人には、よいのではないでしょうか。
この程度で筋肉が鍛えられるなら、、、、、やってみる価値はあると思います。
なお、「伸張性筋収縮」というのは、ダンベルをもって腕を曲げている状態で、ゆっくりと肘をまっすぐに伸ばしていくという運動のイメージです。
「短縮性筋収縮」というのは、腕をまっすぐ伸ばした状態でダンベルをもち、ゆっくりと肘をまげていく、いわゆる、力こぶ、をつくるイメージですね。
伸張性筋収縮の方が、筋線維が損傷しやすいそうです。→筋繊維は回復するときに、太くなろうとする、ということで、筋肉が太く強くなるのは、そういう仕組みだそうですよ
なお、この筋収縮については、こちらのWEBが詳しく書いてくれていますので、よければご参照下さい。
3秒なら、、、この記事にも記載がありますように、がんばれそうな気がする、、、、
運動不足を実感しているそこのあなた!
この夏、エアコンの効いている自宅の涼しい環境で、あなたも3秒だけ、筋トレをがんばってみませんか?