アルツハイマー病治療薬レカネマブ

毎日蒸し暑いですね~汗

こんにちは

淡路島で、デイサービス、ヘルパー、有料老人ホーム、ケアマネージャー、放課後等デイサービス、就労継続支援B型&飲食業(shimaderi)等を運営している豊生ケアサービスでございます

早速ですが、、、、タイトルにあります、レカネマブ、というお薬が、ちょっと世間を騒がせています。

これは、エーザイという製薬会社が、アメリカのBiogenという会社と共同で研究・開発をしたお薬なのだそうです。

そしてそして、、、、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会が8月21日(三日前)に、アルツハイマー病治療薬lecanemabの製造販売承認を了承したということで、ニュースになっております。

投与対象は軽度認知障害(MCI)および早期認知症の早期アルツハイマー病患者です。

今後厚生労働省が正式承認すれば、日本で初めてアルツハイマー病治療に適応を有する薬剤となるのだとか。

厚労省は近く正式承認し、年内にも実用化される見通しです。

ちなみに、アルツハイマー病は、脳内に「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質が蓄積することで、神経細胞が傷つき、認知機能が低下する病気であるといわれています。

従来の治療薬は、症状の一時的な改善効果はあっても、時間の経過に伴い脳の萎縮が進むのは止められなかったのですが、、、、、

レカネマブはアミロイドβを取り除くことで、症状の進行を遅らせる効果があるとされています。

臨床試験(治験)では、薬を18カ月投与すると、偽薬を使った患者と比べて、初期段階の患者の症状進行が27%抑制されていたそうです。

ただ、、、副作用もどうしてもあるようで、、、、投与者の12.6%に脳の腫れ、17.3%に微少出血などが認められたとか、、、、脳が腫れるのは怖いですが、、、それ以上にポジティブな効果が見込める、ということなのでしょう。


 厚労省によると、専門部会の委員から副作用に関し、磁気共鳴画像装置(MRI)を活用したリスク管理を求める意見が出たということです。

アメリカでは、すでに認可が下りているということで、認知症に苦しむ多くの人にとって、福音となるかもしれません。

認知機能がしっかりとしたまま高齢になり、死が近づいてきますと、普通の人にとって、それは恐ろしい恐怖、、、

認知症は、神からの、そういった恐怖を和らげるための工夫の一つである、ということを言われることもありますが、、、

認知症のために困っている人がおおいことも、また事実、、、、、

そして、、、将来、この薬が、私や私の周りの大切な人を守ってくれる薬になるかもしれません。

一人でも多くの人が救われるとよいな、と思います。

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