身体機能低下と筋トレ

少しずつ、涼しくなってきました。

あまり暑いと、運動をする気がおきませんが、最近の涼しさだと、朝、夕の散歩なんかも気持ちよくなってきたのでないでしょうか。

一方、天気予防によれば、もう少ししたら残暑が厳しい日が戻ってくる、、、などということもいってましたので、、、、

さわやかな空気の中、一日をすごす、、というのは、もう少し先のことになりそうです。

とはいえ、運動をやり易い時期が近付いてきたことはまちがいありません。

ところで、皆さん、歩くことは体によい、、ということはよく耳にすると思います。

やっぱり、運動をすることは大切、、、健康にとって大事ということは、普段生活をしていてもわかります。

ということで、中高年の方にとっても、日常的な活動、、、とりわけ散歩は無理のない運動、、ということで、推奨されたりしています。

では、実際に、一日どれくらい、歩いたら、足の筋肉量を維持することができるのでしょうか?

実は、そういうことを研究された方がおりまして、、、、

ここでは、少し簡単に紹介をしたいと思います。

実験の内容としましては、

健常中高年男性18 名(平均年齢62.5±6.7歳)を対象に、万歩計での歩行量の測定を行いました。

また、CT での大腿中央部の筋横断面積を調べました。

もしも、筋肉の面積が、小さくなっていれば、筋肉が細くなっている、、つまり、運動量が足りていない、、ということになるわけです。

その結果、、、、、、

1 日平均4000歩~8000歩の歩行を行っていた人たちは、1 日平均4000歩未満の人たちに比べて足の筋肉の横断面積の値が有意に大きかった、という結果が出ました。

つまり、、、4000歩は最低歩かないと、、、、筋肉が維持できない可能性がある、、ということです。

なお、4000歩~8000歩と8000歩以上の歩行を行っている群では、差はみられなかったそうです。

論文はこちら

田中宏太佳,緒方甫,他:健常中高年者の日常生活の活動1生と下肢筋力・筋横断面積-脳卒中片麻痺患者の廃用性筋萎縮予防に関する研究

4000歩、、、、

結構大きい数字ですね、、、、

これから、私も頑張ってあるこうと思います!

でも、決して無理のない範囲で運動することは、とても大切ですので、、、、、

皆さんも、無理をしすぎないように、運動をしていきましょう♪

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