洲本市 緊急通報システム事業
こんにちは。
暖かい、というよりも、、、
暑いかな~?と感じる程になってきました。
私にとっては気持ちのよい時期が来たみたいで
なんだか気分も上がってしまいますが、、、、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、、、
「親が離れて一人暮らしをしているが、年も年だし、万が一の時が心配だなぁ」
といった高齢の親御さんをもつ方、、、
あるいは
「もしも急激な体調不良に襲われたときに、とっさに救急に電話なんかできないのでは、、、」
というお一人暮らしの高齢者の方にとって
「いざ」という時に救急につながる支援がありますので
今日は、ちょっとそのご案内をしたいと思います。
洲本市緊急通報システム事業
その名も
「洲本市緊急通報システム事業」
どんなものかといいますと、
自宅に取付た固定のボタン、あるいは、ペンダントタイプのボタンを押すことで、
消防からまずはご自宅に電話での安否確認、その後、あらかじめ定めた協力者の所に連絡が入り、駆け付けをしてもらう、また、消防など関係機関の職員等が住宅内に立ち入ってくれる、という仕組みです。
洲本市 緊急通報システム事業の詳細
対象者:おおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者、一人暮らしの重度身体障害者等
申請にあたって必要となること
①利用者宅に通話可能な固定電話があり、利用者が電話を使用できること(通報ボタンがおされた際などに、まずは電話で安否確認をするためだそうです → 固定電話必須。洲本のケーブルテレビ電話のみの場合はダメです、といわれました。 2021.6.1)
②近隣協力員(利用者宅まで5~10分で駆け付けられる近隣の方)を最低3名設定すること(洲本市内在住の方でお願いします、とのことでした。市外で比較的早く駆け付けることができるご家族様も想定できるかと思ったのですが、現時点では洲本市としては近隣協力員は洲本市内在住の方を対象としているようです。また、協力員は年齢制限などがないこと、世帯別ではないことなどから、緊急通報システム加入者同士で協力員となっていたり、洲本市で近くに子供世帯が住んでいたりする場合は、子供夫婦で二人、など協力員を確保することも可だそうです)
③近隣協力員のなかで、最低一名には合いカギを持ってもらう事 → 親戚がお近くにいたらよいのですが、そうでない場合は近所の仲の良い方などに協力員になってもらってカギを預けて、、、ということになります。人によっては、このあたりに心理的障壁を感じるかもしれません。
あとは、お住まいの地区の民生委員さんに一人暮らしであることを確認してもらうために、署名・押印を記載してもらいます。
これで、万が一の時にでも、通報ボタン一つで駆け付けてくれる体制が整います。
お守り代わりに、導入を検討される方もいらっしゃるようです。
洲本市 緊急通報システム 料金について
さて、料金についてなんですが
月々のランニングコストなどは無料です。
ただ、2021年度から、初期の導入コストが人によってかかる、という仕組みになってしまいました。
実は、この緊急通報システム貸与は、結構前から制度そのものはありまして、、、、、
別段新しい支援ではなかったんです。
じゃあ、なんでわざわざ今さらそんなことを取り上げるのかといいますと、、、
去年まではランニングコストだけでなく、初期の導入コストも無料だったんです。
ですが、、、
2021年度から、人によってはお金がかかる、という仕組みになってしまいました。
具体的な金額など、以下の表にまとめてみました。
利用者が属する階層の区分 | 初期の導入コスト | |
A | 生活保護の方 | 0円 |
B | 前年度の所得税を課されていない者 | 0円 |
C | 前年度分の所得税の額が1万円以下である者(区分A,Bに掲げる者を除く) | 16300円 |
D | 前年度の所得税の額が3万円以下である者(区分A~Cに掲げる者を除く) | 28400円 |
E | 前年度の所得税の額が8万円以下である者(区分A~Dに掲げる者を除く) | 42800円 |
F | 前年度の所得税の額が14万円以下である者(区分A~Eに掲げる者を除く) | 52400円 |
G | 前年度の所得税の額が14万円を超える者 | 機器の購入に要する費用に相当する額 (6万円くらいとのことでした) |
なお、申し込みの前段階で、ケアマネジャーから、利用希望者がどの区分に該当するのか、ということは
問い合わせをしても教えて頂くことはできません。
なので、申請をして、初めてどれくらいに該当するか、ということがわかります。
→ 申請そのものはなかなか手間暇かかりそうなので、、、、
申請をした、でもやっぱり、こんだけかかるんやったらやめとくわ、、、
というような方も、でてくるかも、、、しれません。
実は、、、
ケアマネジャーをしばらくされている方にとって、洲本市がやっている、この事業はそもそもお金のかからないもの、というイメージが強く、、、、
逆に、今回の申請の問い合わせをして
「え!?お金がかかるようになったん?!!」
と驚いてしまいました・・・。
もちろん、財源には限りがありますし、、、
限られた人やモノ、サービス、お金といった資源をより多くの人にいきわたらせたり、、、、
制度そのものを維持していくために、、、、、
こういう所にも課金をしていかなくはならなくなった、ということでしょうか。
とはいいましても、、、
必要なお金は初回のみ、、、
それも、高くても6万円程度、ほとんどの人はもっと安く導入できるというこの緊急通報システム事業、、、、
そう考えたら、安全のために支払う金額としては安い!
心配な方、、、、
あるいは、高齢家族をお持ちの方、、、、、
一度、検討されてはいかがでしょうか。
なお、こういった緊急通報システム機器の貸与事業は、似たようなことを、色んなところでやっているようですので、、、
お住まいの地域の地域包括支援センターや、役場に問い合わせをしてみたら、同様の支援が受けられるかもしれません。
皆様の介護ライフが少しでも楽しいものになりますように、、、。
豊生ケアサービスでは、兵庫県 洲本市 の訪問介護(ヘルパー)、居宅介護支援(ケアマネジャー)、地域密着型通所介護(デイサービス)、放課後等デイサービス、介護保険外の自費での総合お手伝い事業「まごの手」、淡路市の有料老人ホームなど、多様なサービスを展開し、皆様の介護のお手伝いを致します
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