モチはモチ屋 介護は介護屋 2

先日、「モチはモチ屋」ということをいいましたが、、、

本日はその続きです。

さて、ひとくちに「モチ屋」といいましても、、、、

いろんな種類のモチ屋があるのではないかと思います。

介護も同じでして、、、

「介護はチームアプローチである」という言葉があるのですが、、、、

たとえば

実際、介護と言いましても、高齢者の方が抱える問題は様々で、、、、

医療面だけ考えてもダメ、、、、介護面だけ考えてもダメ、、、、

介護と医療が相乗り入れて考えていかないと難しいのが当たり前で、、、、

となれば、高齢者の方が抱える問題を解決するときには

病気や身体のことはお医者様に

リハビリのことはリハビリ専門職に

医療面での日常的な支援や医師との橋渡しは訪問看護に

生活面を整えるのは訪問介護に

家屋・住まいの環境整備は福祉用具・住宅改修に

社会資源やサービスのコーディネートはケアマネジャーに、、、、

と、チームの中に、専門の異なる「モチ屋」が分かれているイメージでしょうか。

ということで、ここでもやはり的確な「モチ屋」に相談をすることが必要になってきます。

たとえば、ケアマネジャーといえば、広い意味で「介護のプロ」といえるわけですが、

「介護」という言葉の抽象度をさげて具体的にみてみると

「介護」の中の「リハビリ」のプロではないわけです。(人によってはリハ職→ケアマネという二足のわらじタイプの人もいるでしょうが)

こうやってみてみると、

「モチはモチ屋」にまかせることの大切さが

なんとなく伝わってきたのではないでしょうか。

(モチ屋でさえ、さらに細かく分かれた専門のモチ屋に相談をしながら介護を進めていくわけです)

、、、と考えますと

何もかも、一人で介護をやろう、というのは

土台無理があるといいますか、、、、

正直、負担も大きくなるし、、、

専門的な知識や技術といった面からみても、、、

難しいのではないかな、、、と思います。

ここで、、、、先日の話とつながってくるのですが、、、、、

ご家族様にはご家族様にしかできない専門の部分があると思っていまして、、、

たとえば、その人の近くに寄り添って話を聞いてあげたり、一緒に思い出を楽しく語り合ったり、、、、

ふとした何気ない会話をして、笑いあったり、、、もしかしたら、その人にとって、そう長くはないかもしれない残りの時間を少しでも一緒にハッピーに過ごすとか、、、、、

こういったことは、「介護のプロ」よりも、ご家族様とか、近くで過ごしてこられた方の専門分野なのではないかなぁ、、、と。

そのためには、その人が介護で疲れ切って余裕がなくなるよりも、、、、

その人よりも上手にできる(可能性が非常に高い)プロに任せて、、、

ご家族様はご自身にしかできない専門分野の役割を、しっかりとこなしてあげる、、、

ということも、一つの選択肢ではないかと思います。

誤解のないようにいっておきますが、、、

決して上記が正解ではありません。

いろんな価値観・人生観があり、、、

人の数だけ、正しい介護の方法があるのではないかな、と思います。

そのため、上記はあくまでも、数ある方法の中の一つ、ということです。

できる所は家族のためにしてあげたい、という気持ちは、私も素晴らしいことだと思います。

ただ、もし、、、、

家族を介護をしている方が専門のモチ屋に頼らず、

限度を超えてまで、しんどい思いをしながら全て一人で抱え込んでいるようなら、、、、

一度、近くの居宅介護支援事業所やケアマネジャー、お住まいの地域の地域包括支援センターなどに

相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

問題がすべて解決できる、などとはいいません。

しかし、一人では思いつかなかった意外な解決策が見つかったり、

少しでも負担を減らすことで、ご家族様が専門分野のお仕事に集中できるような環境を

整えられるかもしれません。

皆様の介護ライフが少しでも楽しいものになりますように、、、。

豊生ケアサービスでは、兵庫県 洲本市 の訪問介護(ヘルパー)、居宅介護支援(ケアマネジャー)、地域密着型通所介護(デイサービス)、放課後等デイサービス、介護保険外の自費での総合お手伝い事業「まごの手」、淡路市の有料老人ホームなど、多様なサービスを展開し、皆様の介護のお手伝いを致します

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