介護認定審査会にかかる時間を短縮・・・

こんにちは

もうすぐ4月、、、なのですが、、、、しばらく続いているこの寒さはなんでしょう、、、。

暑さ寒さも彼岸まで、、という言葉があるはずなのですが、、、、

寒さが苦手な私にはこたえます・・・。

さて、突然ですが、、、、最近、少し気になっていることがありますので、、、

今回はちょっとその気になっていることについて、お話できれば、と思います。

まず、、、介護保険の利用を開始しようと思いますと、その方の保険者となる市町村に要介護認定の申請をしなくてはなりません。

介護保険を利用したいと思っても、その方がお元気であれば、介護サービスは使えない、、、なので、、、、どのレベルの介護が必要な方なのか、を判定し、その介護度に応じて、使えるサービスの総量を決めるためにも、必要な手続きなのですが、、、、

これが、とにかく時間がかかります。

明日から介護が必要、、と思いましても、この判定が出るまでに一か月とか、へいちゃらでかかってしまいます。

お医者様にも、主治医意見書というものを作成して頂くのですが、、、それとて、お忙しい先生の中には、作成して市町村に送付して頂くのがゆっくりめな方もいらっしゃいます。

認定調査と、主治医意見書がそろって、介護認定審査会の日程が決定 → 開催 → 介護度決定 という感じの流れです。

そのため、ある程度日数がかかるのは仕方ないのですが、、、、それじゃ、決定するまで介護サービスは使えないのか、、というと、そういうわけではなく、そのあたりはうまくできておりまして、審査結果がでるのは一月後だとしても、、申請さえだせば、その期日にさかのぼって介護度が適用されます。

つまり、、、申請さえしておけば、結果がでなくても、推量でこれくらいの介護度がでるだろう、、と見積もって、先にサービスを入れていく、、ということができます

とはいえ、、、しょっぱなから、大量にサービス投入が不可避!!みたいなケースの場合、、、

そして、そういう方は、それなりに介護度が高いのではないか、と思われるのですが、、、、

要介護3になるのか、4になるのか、、、

もしかしたら、2が出るかもしれない、、、ということで、3を見込んで上限ギリギリのサービスを入れた場合に、実は結果が2でした、、、みたいなことが起こった日には、、、、

上限超過分はすべて10割自己負担!

まあ、数万円程度でおさまるとは思うのですが、それでも、けっこうしんどいかも、、、ということが起こるわけです。(ある程度、これくらいが出るだろうということを推測する方法がありますので、ケアマネはそういうものを根拠に見積ります。ただ、それは絶対ではありませんので、推測と異なる結果がでることもあります)

、、、、、

介護保険料金という皆様から集めた金額により運営されるものですから、おかしなことがあってはもちろんいけません。

となりますと、どうしても、それなりに時間をかけて精査していくことが必要、ということはよくわかります。

コンピュータによる審査、人が行う審査、それらの判断をさらに審査会で複数の有識者によって修正、検討される、など、様々な過程を経て介護度が決定されるそうなのですが、、、、(すみません、上記はざっくりわかりやすく記載しており、実務は私はしりません。ただ、実際の介護認定審査会についても、厚労省からどういう仕組みで行われるのかという動画が挙げられていますので、興味がある方はご覧ください。、、、往々にして、実務は教科書とは違うので、これとて現場で行われている審査会の正しさと同じなのかはわかりませんが、、、、)

、、、と、とにかく、要するに、「時間がかかる」ということと、それにより、利用者ご家族を含めた様々な方にとって「不便・不利益を被る」ケースがある、ということです。

お金の心配をして、サービスを多めに入れることができず、その結果不適切なケア量により、寿命を縮められたという方や、入れるべきサービスをお金の心配のためにちゅうちょし、結果として体調悪化をまねき、介護の必要性が増してしまった、、、なんてケースもきっとたくさんあることでしょう。

それだけではなく、介護度を推測した状態で介入をしていくことで、サービス事業所としても、様々な手間コスト・事務コストがかかってしまう、というケースもあります。

ということで、、、できれば、事業所側の本音としては、介護度決定は早い方がよいし、利用者様サイドからみても、決定が速い方がメリットは大きいわけです。

、、、、、

、、、、、

すべてのシステムは完全ではありませんし、こうなればよいな、という願望はあっても、それを達成する手段がなければ夢想家の独り言にすぎません。

ましてや、改善策をのべるでも、アクションを起こすでもなく、ただただ文句を垂れ流すような、どうしようもない装置になりたくはありません。

ただ、、、、最近は、AIがあるので、、、これをうまく活用するような術はないものか、、、

などと、OPEN AIの躍進を傍目に思っておりましたところ、、、、、

要介護認定にAIを活用 政府検討 河野担当相、認定期間の長期化を「大きな問題」

というニュース記事を拝見いたしまして、、、、、

==========引用ここから==========

政府の「規制改革推進会議」が14日に開催したワーキング・グループで、介護保険の要介護認定にかかる期間が長期化している問題を取り上げた。【Joint編集部】

河野太郎担当相は挨拶で、「適切な介護サービスをすぐに利用できないことは申請者や家族にとって大きな問題。自治体やケアマネジャーら関係者の負担も非常に大きい」と指摘。「AIやデジタル技術の利活用を含め、要介護認定プロセス自体の合理化・高度化を議論していく」と明言した。

厚生労働省によると、要介護認定にかかる期間は昨年度下半期で平均40.2日。法定の30日以内を上回っており、サービスの円滑な提供の大きな支障となっている。


高齢化が急速に進むなか、申請件数の増加や人材不足などで現場の対応が追いつかないのが実情。厚労省の担当者は会合で、「どうしたら短縮できるのか、我々も悩んでいる」と述べた。

会合ではさいたま市が現状を報告し、「来年度には申請件数が審査会の処理能力を超える。今後、要介護認定にかかる期間がより大幅に伸びる可能性がある」と説明。「保険者ごとの業務改善で解決できる問題ではなく、制度の抜本的な見直しが必要」と指摘した。


意見交換の中では、AIやセンサーなどを駆使した要介護認定の自動化を目指すよう促す声もあがった。テクノロジーの活用で要介護認定の的確さ、公正さも上がるとの見方があり、それを実現していくことが今後の課題となる。

==============ここまで==============

この実現がいつになるのか、、という話もありますが、、、

近い将来、利用者側、事業所側ともに、より最適化されたサービスにつながっていくだろう、、、と少し期待しています

機械に判断をゆだねる、、、というと、、、どこか冷たさを感じたり、、、、

信頼できない、、、という声があることは重々承知しています。

なので、キモの部分は人が判断する、、など、折衝案みたいな形に仕上がっていくのだろう、、とは思いますが、、、、、

それとて、、、、人が判断するよりもっとよくなっていったりして、、、、

、、、、

、、、、

OPEN AIのサムアルトマンが、AIの活用によって「ジョブ(仕事)がなくなるというよりタスク(作業)がなくなる」という趣旨の発言をされていたと聞きますが、、、、

はぶける作業はより正確に素早く行えるAIにまかせて、、、

人が行うべきことを、しっかりとやる、、、という感じになっていくのだろう、、、と思います。

介護もきっと、そうなっていくんでしょうね。

もちろんいいことばかりではなく、それらが実現することで、今は表面化していない新しい問題もでてくるかもしれませんが、、、、

今の所は、享受できるメリットの方がはるかに大きそう、、、、、少なくとも、、、申請後、早目に介護度が決定できる、という部分に関しては、、、、

ありがたいことだと思います。

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