生涯現役を体現されている方

すっかり暖かくなりましたね。

時には汗ばむ日もあるくらいですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

さて、私たち豊生ケアサービスは、ひらたく言いますと、「介護のおしごと」をしている会社です。

ですが、決して、「介護状態になる人が多ければ多いほど、お仕事が増えてよい」ということではありません。

社会的には「介護状態の人が多い」ということは、決して素晴らしいことではなく、、、

むしろ、元気な人が多い方が、健全な社会だといえると思うのですね。

もちろん、介護状態だから、その人らしく生きられない、輝けない、、という意味では決してありません。

障害の有無や高齢に関わらず、自分らしく生きている、輝いている人はたくさんおられます。

ただ、、、、なるべく、元気に年齢を重ねて、なおかつ、その人の輝ける場所がある、、ということは、素晴らしい、、、、

少なくとも、私はそうありたいですし、、、ほとんどの人はそういう感覚をお持ちではないでしょうか。

そういう意味では、年齢を重ねるにつれ、、、、、

若い時のように、万全の体調、体力でないのは仕方がないとしても、、、、

タイトルにあるような「生涯現役」でいられる、というのは非常に素晴らしいことだなぁ、、、と思います。

さて、ある意味、当たり前といえば当たり前の、、、、

こんなことをわざわざブログに書くのはなぜかといいますと、、、、、

最近、「生涯現役」でがんばっておられる、とある高齢者の方のニュースを見まして、、、、

勇気づけられたといいますか、、、、

素直に、すごいことだな、、とびっくりしたことがありまして、、、、

ニュースはこちら

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【サンパウロ時事】一つの会社に84年間勤務し続け、ギネス世界記録を保持しているブラジル南部サンタカタリナ州ブルスケ在住の男性がこのほど100歳の誕生日を迎え、家族や友人、同僚ら約700人から祝福を受けた。地元メディアなどが伝えた。
 この男性はバウテル・オルチマンさん。1938年1月、15歳で地元の織物会社に就職した。当初は雑用係だったが、出世を重ねて現在は販売責任者。近年まで出張をこなし、3代にわたって付き合う得意先もあるという。2018年に「同一企業への勤続年数」でギネス認定され、記録の更新を続けている。
 健康の秘訣(ひけつ)は健全な食生活で、ジャンクフードやソーダ類は口にしない。オルチマンさんは「もし仕事を辞めていたら、今頃は生きていなかっただろう。将来のことは考えず、その日その日を大事に生きている」。引退は考えず、「生涯現役」を貫く構えだ。 (C)時事通信社

========上記引用 時事通信社=============================

この方は日本人ではないのですが、、、

地球の裏側に、こういう人がいらっしゃったのだな、、、、と、、、、

100歳で勤務されている方ということだけでも、すごい!!!、、、と驚いてしまいませんか?

このニュースを見まして、最初に思ったのは、、、

やはり、本人なりにがんばって取り組んでいる活動がある、、、、

そして、それを一歩一歩積み重ねていく、、ということは、

精神的にも、肉体的にも、元気を保つ上で大切なことなのではないかなぁ、、、、と。

もちろん、食生活にも十分気を付けておられる、とのことですので、、、、

そこも大切なのだろうとは思いますが、、、、

あとは、将来のことを考えず、その日その日を大切に生きていく、、、という、、、

キリストも、仏陀も説法で教えているようなこと、、、、、

これも、過去の偉人の知恵ですけれども、、、、

精神的な健康を保つことが、身体的な健康を保つ上でも大きく役立つのだろうなぁ、、、、と思いました。

以前、座位行動が長いと余命や認知機能低下にも影響がある、ということをブログ内でご紹介いたしましたが、、、、

何らかの活動を行っていると、ただ横になって時間を過ごす、というわけにもいかないでしょうから、、、、

やはり、本人が興味関心をもって取り組む活動(仕事)があることは大切なのでしょう。

このニュースに触れるまでは、私の中で聞いた生涯現役で最高齢の方は、、、、、90歳でした。

とある研修で、とある特別養護老人ホームの施設長をされている方から聞いた話だったのですが、、、

その施設では、90歳になる方で現役のナースがいらっしゃる、、、と、、、、。

入所者の方より年長者でいらっしゃる、、ということで、、、

入所者にとっても、そのナースさんは人生の先輩、ということで一目おいている、、という、、、、

数年前ですが、そういうことを聞きました。

その方は、今も勤務されているのでしょうか、、、、。

さて、話が少しそれてしまいましたが、、、、、

世界のギネスに登録されるような人の生き方、、、、

わたしたち、一般人には完全にはマネできないかもしれませんが、、、、

そこから学ぶべきことは多く、、、、、

「生涯現役」へ近づく道が見え隠れしているような、、、、

そんな風に思いました。

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