椎間板の再生治療

こないだ、似たようなニュースの紹介をしたばかりなのですが、、、、

今回も、IPS細胞を使った再生治療に関する話題です。

やはり、高齢者の方に多く接するお仕事をしておりますと、年を重ねるにつれ、どういう症状に悩まされている方が多いのか、というのがわかってきます。

それはつまり、自分も年を重ねると、そういった症状で苦労をする可能性が高いかも、、、、ということであり、、、

自分の健康づくり、健康管理にとっても、一つのバロメーターといいますか、、、、

気を付けるべきポイントなのだな、、、と、、、、、

誤解を恐れずに、もっとシンプルにいえば、、、、

私自身、、そうなるかもしれない、、、!!と恐れているわけです。

それだけに、治療につながるかも?!という技術や治療には、思わず胸アツくなるのですが、、、、

さて、その中の一つとして、腰痛がありまして、、、、

腰がいたくて、、、、と生活に不便を感じておられる高齢者の方・・・・・。

周りにも、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

もしかしたら、このブログを読んでくださっている方、、、またはそのご家族様、関係者様にもいらっしゃるのでは、、と推察致します。

私自身も、腰痛のために歩けない、、、などの理由で介護状態になられた利用者様を多数担当してきましたので、、、、

椎間板の変性・消失が理由でQOLが下がっている人が多いであろう、ということも容易に想像できます。

そして、椎間板はすり減ったり、年齢を重ねて変形したりすると、、、、

もう、治らないものであるかのように言われてきたのですが、、、、

話題の再生治療により、椎間板も復活する、、、かもしれない、、、というニュースなのです。

それだけに、根治治療につながるかも、、、というこの手のニュースは、、、、、

ついつい興奮してしまいまして、、、、、

やはり、医学の進歩、人類の歩みはすごいなぁ、、、と、、、、、

いろんな人と共有したくなるのです。

ということで、ニュースはこちらから

現時点では、動物実験の段階なのだそうですが、、、、

今後、この研究をベースに、腰痛の原因となる椎間板変性の治療法につながる可能性があるとのことです。

3年後を目途に、臨床研究を始めたいとのことで、、、、、

多くの腰痛患者にとって、福音となりそうな予感です。

詳細はリンク先を読んでいただくとしまして、、、

ざっくりいいますと、

IPS細胞で、「軟骨様髄核組織」を作って、

動物モデル(人の疾患と同じ、または似た疾患をもっている動物)に移植してみたところ、、、椎間板の変性を防ぐことができたこと、また、正常な椎間板のような力学特性を見せたために、、、、

人間の椎間板変性についても、根治治療となる可能性がある、、、ということです。

今まで、腰が痛い、、、という方を支援するにあたり、何度もお話を聞いてきましたが、、、、

やはり、皆さま口をそろえて言われるのは、お医者様に相談しても、年やから、どないもしゃーない、、、、と言われた、、、、、と。

注射をして、痛み止めをしたり、、、でも、、一時的なもので、、、ということもよく聞きました。

手術もあるようですが、私の症状では、対応できない、と言われた、、、、という話や、、、、

あるいは、手術そのものへのリスク、抵抗感、恐怖感、、、といったもので治療に踏み切れない、、、というものなど、、、、

腰痛で悩む方が多く、さらに治療ができないということにも色々な理由はあるかと思いますが、、、、

今回のような治療法が確立されて、、、、

今後、実装されて一般的に使われるようになれば、、、、、、

多くの人にとって福音となることは間違いありません。

さて、関節の痛みと言いますと、、、、

膝の軟骨がすり減って、膝が痛い、、、、という人も多いです。

そして、基本的にはすり減った軟骨は元にもどりません、といった説明をお医者様にもよくされるわけです。

そのため、膝の関節痛がひどくなってきますと、、、

最終的には、人工関節置換術などの話をよく聞くのですが、、、、

実は、膝の軟骨にも、再生治療がある、、ということを、この記事を書くにあたり、色々調べていて初めて知りまして、、、、、、。

ただ、自由診療ということで、、、

やはり、価格はかなり高いようなのです。(とある病院HPをみたら、160万円~とかでした。、、、まぁ、お金がある人からしたら、それで痛みがなくなって手術もしなくてよいのなら、安いものでしょうけれども)

私自身、最近、ヒザの痛みを感じることがありますので、、、、

こういった治療法も含め、保険で適用されるような、、、

そんな当たり前の治療法になってほしいなぁ、、、と強く思います。

膝、腰、、、、、、、

どちらの痛みも、QOLを大きく下げますので、、、、

私自身が恐れているそういった症状に対しても、、、、

早く、治療ができる世の中がくれば、、、、、

痛みのために閉じこもりになり、活動が不活発になる、気持ちもネガティブになる、さらに不活発になる、、、など、、、、、

負の連鎖を断ち切る可能性が高くなる、、

、、、、と期待をしています。

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