長生きとスポーツの関係性

少しずつ、涼しくなってきましたね。

弊社では、訪問介護部門(ヘルパー部門)の他に、デイサービス部門(デイサービスセンターほほえみ)、ケアマネジャー部門、有料老人ホーム部門(ほほえみの郷)、放課後等デイサービス部門(ふくまろ)、飲食部門(真異端流カレーるつぼや)などがあるのですが、地域に貢献する、という目的のために、今日もみな、汗を流しております。

さて、汗を流す、ということは体によい、、、、

これは、皆さん体感的に理解されているところです。

その理屈はわからなくても、経験的に、身体を動かしたあとの疲労感は、ここちよかったり、、、

精神的なやすらぎを得られたり、、、、、

汗を流してからの食事や水分が本当においしかったり、、、、、

何がどうと、証明することはできなくても、身体の方で理解しているはずです。

当然、高齢者の方にとっても体によいはずなのですが、、、、

年を重ね、筋力や心肺機能が衰えてきますと、少しずつ人間はおっくうになってきて、、、、

ついには体を動かす機会がなくなり、それがより一層の筋力・心肺を衰えさせることにつながり、、、、以下、繰り返し、という悪循環になっていく、、、、

しまいには、立ち上がることも難しくなるほど筋力が衰える、、、いわゆる寝たきりのような状態になってしまうというケースもあります。

さて、そんな、「体をうごかすと、健康によい」ということを真剣に研究された方がいらっしゃいます。

米国立がん研究所のEleanor Watts氏らの研究で、高齢者の方を27万人、12年間追跡調査をして、分かった事実、、、、、それは、、、、、

どんなスポーツでも、高齢者の死亡リスクを下げる

ということだそうです。

原文はこちら

医療NEWSよりこちら

以下医療NEWS QLIFEPROより引用

死亡リスクに影響を及ぼし得る因子(年齢、性別、BMI、飲酒・喫煙習慣、人種/民族、教育歴、婚姻状況、糖尿病・脳卒中・虚血性心疾患・がんなどの既往、および解析対象とするスポーツ以外での身体活動量など)を調整後、検討した全てのスポーツについて、それらを行っている人は死亡率が有意に低いことが示された。具体的には、ラケットスポーツでは16%低リスクであり〔ハザード比(HR)0.84(95%信頼区間0.75~0.93)、ランニングではHR0.85(同0.78~0.92)、ウォーキングHR0.91(0.89~0.93)、エアロビクス体操HR0.93(0.90~0.95)、ゴルフHR0.93(0.90~0.97)、水泳HR0.95(0.92~0.98)、サイクリングHR0.97(0.95~0.99)だった。

また、死因別に見ると、スポーツの種類によりリスク低下度が異なることも分かった。例えば心血管死は、ラケットスポーツで27%〔HR0.73(0.59~0.89)〕、ウォーキングで11%〔HR0.89(0.86~0.92)〕低下していた。一方、がん死は、ランニングで19%〔HR0.81(0.69~0.95)〕、エアロビクス体操で9%〔HR0.91(0.86~0.97)〕、サイクリングで6%〔HR0.94(0.90~0.98)〕低下していた。

米国成人向けの身体活動ガイドラインでは、週に2.5~5時間の中強度運動、または1.25~2.5時間の高強度運動を推奨している。今回の研究では、この推奨より多くの運動をした人では死亡リスクがより低いことが分かった。ただし、その上乗せのメリットは多くはなく、「運動量を増やしても、それ以上は健康への効果が増えにくくなるポイントがあるようだ」とWatts氏は話す。一方、ガイドラインの推奨を満たしていなくても、全く運動しない人に比べて何らかの運動をしていた人は、早期死亡リスクが5%ほど低いことも示された。

ここまで

、、、、ということで、色々と長生きとスポーツの関連性が示唆されているわけですが、、

ランニングをしているとガンでの死亡リスクが大きく下がるんですね、、、

また、身体活動ガイドラインよりも多くの運動をした人は死亡リスクがより低くなること、、、といっても、ある程度で健康への効果が増えにくくなるポイントがあり、むやみやたらと多くの運動をしても、効果は限定される可能性があることなど、、、、、、

なかなか面白い話だと思いませんか?

とはいえ、日本には、良薬口に苦し、、、ということわざもありますように、、、、

身体によいことは、めんどうだったり、あまり快の気持ちをもたらさない、ということはままあることで、、、、

運動をすると、死亡リスクが下がるので、やりましょう!!ということをいかに声高に伝えてみたところで、、、、

人間って、はいそうですか、、とはならないんだよなぁ、、、、、、。

ですが、この記事を目にされた方のうち、、、、、

たとえ一人でも、二人でも、、、、

じゃぁ、運動習慣を身につけてみようかな、、、となり、、、、

寿命そのもの、、、と健康寿命(運動を通じて心身機能にもプラスの効果があることが予測されますね)によい影響があれば、、、、、、

このニュースを紹介した意味があるというものです。

ということで、普段、身体を動かしていない、というそこのあなた!

まずは軽くから、やってみませんか?

もちろん、無理は禁物ですよ~。

とはいえ、自分の体にとって適切な運動って、どのレベルの負荷なの??

、、、ということは、自分自身の体であっても、わかりにくいものです。

高齢者の方・要介護や要支援の方でしたら、、、、、

デイサービスやデイケアなどを利用して、専門職の方に体の機能を評価してもらうことで、、、、

安全に、ご自身の体に合った運動をすることも可能です。

よくわからない・・・という方は、、、、

いつでも、弊社のケアマネジャー部門にご相談下さい♪

もちろん、相談無料です♪

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