淡路島の高齢化率 1

先日、ありがたいことに、友人を通じて、介護保険や介護のサービスについて、お話を聞かせてもらいたい、という依頼があり、、、

ちょっとした勉強会をさせて頂く機会がありまして、、

その時、人前で話をするのなら、いい加減ではダメだなぁ、、、と思い、再度勉強しまして、、、

びっくりしたことが色々とありました。

その中の一つに、淡路島の高齢化率、というものがあるのですが、、、

普段、目の前の現場の仕事では、そういった数字が直接的には役に立たない、ということもあり、、、

意外と細かい数字については、介護を仕事にしている私たちですら、ふと記憶から抜け落ちていたりするものですが、、、

自分自身、「そういえば、そんな数字だったな」と、久しぶりに目にしたその数字が結構なおどろきであり、、、

また、介護の仕事をしていない皆様にとっても、結構な驚きであったようでしたので、、、

ちょっとここでご紹介をしたいと思います。

「日本全国で高齢化がすすんでいる」

というのは、ちょこちょこ耳にする話題であり、、、、

「とりわけ、淡路島のような田舎は高齢化がすすんでいる」

などということも耳にする話題です。

よく、高齢化率、などという言葉がありますが、、、、

これは、65歳以上の人口が、全人口に占める割合のうち、どれくらいいるのか、ということを表しています。

実際に、100人人がいたら、いわゆる65歳以上の高齢者、と言われる方がどれくらいの人数いらっしゃるのか?

ということを分かりやすく教えてくれる数字ということで、よく使われたりしています。

たとえば、高齢化率25%といえば、100人中、65歳以上の方は25人なのだなぁ、、ということで、、、

確かにわかりやすいわけです。

じゃぁ、日本全国でみたら、この高齢化率はどれくらいか?ということなのですが、

なんとなくご存じでしょうか?

、、、、、

、、、、、

2019年の数字ですが、

全国平均で、28.4%だそうです。

100人中、28人、、、

じゃあ、、、洲本市では?

35.9%、、、と全国平均より、高齢者の方の割合が多い、、ということがわかります。

ちなみに、南あわじ市も35.9%であり、、、、

なんと、私が住んでいる淡路市では、38.6%です。

100人中38~39人、、、、ということです。

兵庫県での、同じ人口規模のほかの10市と比較すると、その10市の中で最も高い上位3位を占めているのが淡路島の3市、、、ということで、、、、淡路島全体の高齢化が進んでいる、、、ああ、これは体感通りだったのだな、、、と。

※ 他の7市は、加西市33.3% 難波篠山市35.3% 西脇市32.8% 加東市27% 赤穂市32.8% 小野市 28.3% 宍栗市35.2%

参考までに、、、、世界の高齢化率をあげてみますと、、、、

日本(28.4%)高齢化率1位、、、、続いて、イタリア(23.3%)、ポルトガル(22.77%)、フィンランド(22.55%)、ギリシャ(22.28%)、、、、となっており、2位となるイタリア(23.3%)に5ポイント以上の差をつけています。(2020年 世界銀行)

よく、日本の社会はすごい速度で高齢化が進んでいる、超高齢化社会だ、、などと言われたりするのですが、、、

数字でみると、たしかに世界一なのだなぁ、、、ということが分かります。

なお、、、世界の高齢化率で、最下位となった(最も65歳以上人口の占める割合が少なかった)国は、アラブ首長国連邦の1.26%でした。

すごく低い!!!

それだけ、子供が多いのか?それとも、政情不安などがあったりして、早くに高齢の方などは亡くなったり、、、、戦争に駆り出されたりするのか・・・???でも、産油国ってお金持ちでかなり発展している印象もあるし、、、、

これは、なぜなのだろう・・?

皆さん、不思議におもいません??

、、、、と思ってネットでいろいろ調べていましたら、産油国はその人口のほとんどが外国からの出稼ぎ労働者が占めていることに加え、外国から出稼ぎ労働にやってくる人は元気な若い人が多い、ということが理由で単純に高齢化率が低い、、、ということでした。

なるほど!!

、、、、、、話がだいぶんそれましたが、、、、淡路島の高齢化率、次回に続きます。

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