こんにちは。
毎日気持ちのよい天気が続きますね。
日中は少し汗ばむこともありますが、朝夕になると涼しく、、、
特に、夏場は夜間でも蒸し暑さに苦しめられましたので、、、、
エアコン不要の最近は、特に過ごしやすさを実感しています。
さて、涼しくなり、季節は秋から冬へ向かっていくわけですが、、、、
そうなると、心配なのが、毎年冬に大流行するあのインフルエンザ、、、。
2020-2021年度は、コロナ予防に、多くの人がマスク、手洗い、うがい、消毒などをしたため、
インフルエンザになる人がほとんどいなかったという、、、、。
私自身、「多くの人がしっかりと感染症対策をすれば、インフルエンザも流行しない」ということに、大変驚かされました。
コロナ対策が、同時にインフルエンザ対策になっていたという、、、
10月18日現在、コロナ対策をすることがごく当たり前の社会になってきていますので、
今年の冬もインフルエンザは大丈夫だろう、、などと、勝手に安心していたのですが、、、
感染症学会より、インフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨する呼びかけがなされています。
理屈としては、
・インド、バングラデシュなどではインフルエンザが流行していること。小流行が繰り返されれば、これらの地域でウイルスが保存されること。
・今後国境を越えた人の移動が再開されれば、世界中へウイルスが拡散される懸念があること。
・前シーズン、インフルエンザに罹患した人は極めて少数であったため、社会全体の集団免疫が形成されていないと考えられ、そのような状況下で、海外からウイルスが持ち込まれれば大きな流行を起こす可能性があること。
・今年の秋以降も多くのコロナウイルス新規感染者が発生する、ということも予測され、そのような中では、ワクチン接種により予防できる疾患については、なるべくワクチンを打って医療現場の負担を軽減することも大切。
、、、などの理由により、感染症学会では、2021-2022年度も、インフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨する、とのことでした。
英国政府も、今年のインフルエンザは早期に流行が始まり、昨年流行がなかったために例年の1.5倍の大きさの流行になる可能性があるとして、インフルエンザワクチン接種を呼びかけているそうです。
コロナワクチンの3回目接種も検討されている現状で、、、、、
そんなに色んなワクチンを接種して大丈夫なのか、という心配な方もいるかもしれませんが
3回目の接種もまだ未定ということもあり、
感染症学会では、高齢者の方に対しては、インフルエンザワクチン接種を優先すべきと考えているようです。
床屋にいって「髪をきった方がよいかな?」と質問をするのと同じように、、、
感染症学会がワクチンを推奨するのは、なんらかのポジショントークではないか、という見方もあるかと思いますが、、、
個人的には日本という国はそこまで腐っているとは考えていないので、、、、
この辺りはしっかりとした知見や根拠に基づいた情報を発信してくれている、、と考えています。
もちろん、インフルエンザワクチンをうつかどうかは(コロナワクチンと同様)個人に委ねられており、
こういった情報もある、ということを検討材料に、判断して頂ければ、と思います。