ここしばらく、コロナの新規感染者数増加というニュースばかりが入ってきますね。
松野博一官房長官は13日の記者会見で、国内の新型コロナウイルス新規感染者のうち、変異株「オミクロン株」の疑いがある割合が9日までの1週間で84%に上ると明らかにしました。
なお、2日までの1週間は46%だったことを考えますと、、、、
すでにオミクロンが広まっていた外国のニュース通り、、、、、
あっという間に拡大していってますね・・
少し前まで、水際でオミクロン株の侵入を阻止する、などといっていたのが何やらウソみたいです。
やはり、しょせん、あれは夢物語だったのだなぁ、、、、、と、、、、
まぁ、わざわざ口にしなかっただけで、こうなることは、多くの人がウスウス感づいていたのでしょうが、、、、
この弱毒性で急速に広がるオミクロン株の拡大を受けて、コロナ騒動はとりあえず終わりになるのではないか、、、などというニュースがある一方で、、、、
医療逼迫をまことしやかに語るネガティブなニュースなど・・・・
、、、まぁでも、、、まん延防止等重点措置の適用に関する話題といった、、、、
市民生活の制限につながっていくようなネガティブなニュースの方が多い印象です。
世の中がこんな感じですと、、、、、
どうしても、人の心は暗くなりがちですが、、、、
こんな時こそ明るく、幸せに生きたいなぁ、、、と思うわけです、、、、
そんな中、幸せに生きるヒントといいますか、、、、
とても面白いニュースをネット上で見かけましたので、、、、、
ここで共有させて頂きます。
アイオワ州立大学Douglas Gentile氏らの研究チームが、大学生496人に対し、12分間、学内を歩いてもらう、という実験を行いました。その際、学生を4つのグループに分け、それぞれのグループに次のような指示をしました。
①すれ違った相手に対して『この人が幸せになるように』といった優しい考えを抱く
②すれ違った相手と自分にはどのような共通点や関連性があるのかを考える
③すれ違った相手より自分の方が優れている点を考える
④すれ違った相手の服装や持ち物についてだけ考える
こうして12分間大学内を歩いた後、参加者の不安感や主観的な幸福感、ストレス、共感性、他者とのつながりなどを測定したところ、、、、、
①のグループは、④のグループに比べ不安が減少し、共感性が増し、他者とのつながり感が増加。②の相手との共通点を考えたグループでも、他者とのつながり感が増加しました。
一方、③の自分が相手より優れている点を考えたグループでは、感情の改善度が有意に低いことが分かりました。
この結果は、実験参加者個人の性格にもよるのではないか、と思うのですが、、、、、、
個人の性格や性別などには影響を受けずに、そういう傾向がみられた、、、とのことで、、、、
他人の幸せを願うことが、自分の心の健康を維持し、不安を軽くする結果になった、と結論づけているそうです。
→ ③のグループにみられるように、、、、
他人と自分を比べて自分の方がいかにすぐれているか、、などといったことを考えるより、、、、
単純に他人との共通点や、幸せを願う、、ということを考えている方が、、、、
人は幸せになりやすいという、、、、
昔からいろんな宗教で言われているような、隣人を愛したり、、、他者の幸福を願うことで自分も幸福になれる、、というのは、、、、
ある意味本当みたいですね。
もちろん、これもあくまでもそういった傾向がある、ということであり、、、、
どの人にもすべて当てはまるわけではない、ということを考えますと、、、、
この思想を強要しない、ということもまた大切だと思います。
歴史をふりかえりますと、、、、
互いの教義を絶対視して、幸せどころか戦争に向かった、というケースもあるようですので、、、、
さて、他人の幸せを考える、といいますと、、、、
どこか偽善者のような、、、、、
そんな思いを持つ人もいるかもしれませんが、、、、、
結局は自分のためになる(不安の減少、他者とのつながり感の向上など感情の改善)ことであり、、、
他者の幸せを願うことは「そのついで」である、と言い切ってもよいと思いますので、、、、
ちょっと興味があるけれど、試してみるのはどうしても偽善者っぽくていやだ、、という人は、、、、、
自分のために、他人の幸せを考える、、ということを堂々とやってみてもよいのではないかと思います。
偽善者っぽい、という批判には、「その批判は的外れで、自分のためにやっています」と堂々と言えますし、、
わたし個人の考えでは、、、、
人のためにする、ということで、どこか偽善的な気持ちになってしまう時には、、、、
「なさけはひとのためならず」と思いながらやっておりますが、、、
精神衛生上とてもよいので、おすすめです。
一見、介護とはあまり関係ない話みたいですみませんが、、、、、
前回の、高齢者への虐待に関するお話にも触れた通り、、、、
ストレスはあらゆる場面で人生に大きな影響力をもちます。
今回のお話しは、介護疲れや様々なストレス管理にも使える部分があると思いますので、、、、、
もしよければ一度お試しください。