皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日も、地域福祉の向上のためにがんばる豊生ケアサービススタッフ一同です。
さて、最近、「認識を深める」って大事だなぁ~、、、と思うことがありまして、、、。
ちょっと、話が長くなりますが、、、、、
私たちケアマネジャーは、5年ごとに法定研修を受講するのですが、そのケアマネ研修の中でたびたびおこなわれるケース検討というものがありまして、、、
「とある問題を抱えたA様(とそのご家族)に対して、どういった形で支援を展開していくか、どうすればA様(とそのご家族)にとって、望む暮らしに近づいていくのか?」
ということをグループで討議したり、発表したり、、というモノなんですが、、、、
で、ですね、、、、、
ちょこちょこ、「ご家族様に、A様の病気に対する認識を深めてもらうように働きかける」というような解決策が出てきたりします。
これ、そのご家族の個別の課題であったり、時には地域全体でそういう学び、知る機会の場がない、という地域の課題であったり、、、という感じで、、、、、
解決のために、ご家族に個別に働きかけたり、地域包括支援センターや社会福祉協議会に問題提起する、などの手段がでてくるのです、、、、。
ご家族の病気に対する理解というものは、、ご家族それぞれで、まぁ色々なケースがあるだろうと思われます。
たとえば、高齢者二人世帯、介護をしているもう一人もすぐれず、たとえば認知機能も低下しており、理解をすることが難しい、といったご家庭では、、、、
ご家族が病気への認識を深めることは難しいかもしれない、、、、、、
でも、もちろんそうでない場合であっても、病気に対する認識があまりない、、、というケースがあります。
こういう時に、ご理解いただけるようにするためには、どのような方法をとればよいのか、、、ということで、、、、、
たとえば、ちょこちょこ声をかけてみる、、、病院の先生から説明をしてもらう、、、訪問看護を使っていたら、そこから説明をしてもらうなど、、、、、そんな手段が提案されていくわけであります。
、、、、、、
ただ、「認識を深める」ためには、「深める側の認知機能」はもちろんですが、「対象へ興味・関心がある」ということも、大いに必要になってくるのかな、、と思いまして、、、、
もちろん、義務感や責任感などで、興味がなくても、必要だから学ばねばならぬ、という人もいらっしゃいますが、、、
私を含め、多くの人間にとっては、興味のないものについて、認識を深めることは難しい、、、
学校の授業しかり、興味のないものは耳では聞いても、右から左、、、、、
もちろん、病気や、生死そのものが、その人の人生観にとってあまり意味がない、ととらえていたりする可能性もありますし、、、、
それぞれのご家族のかかわり方、哲学にかかわってくる所もありますので、、、、、
一概にこうだといいきることは難しいですが、、、、
、、、、、、
まぁ、いずれにしても、、、、、
病気や状態について、専門家でない以上、完全に理解している、ということは難しいとは思うのですが、、、、
それでも、ざっくりとでも、注意点や状態を把握しておくことは、、、、
今後の介護生活においても必要になってくるのでは、、、
興味・関心があまりなくても、、、、、
知らねばならぬ、、、ということで知っておいてもらえたら、、、、
大切なご家族の介護にプラスに作用することが多いと思います。
事実、知識というものは場所をとったり、かさばったりするものでもありません。
知識を獲得するために、ハチマキを巻いて熱心に暗記をして下さい、ということでもないので、、、、
必要な部分だけを理解してもらえたら、、と思います。
、、、といっても、これがなかなか難しい所でもあるのですが汗
もし、病院の先生、看護師さん、ケアマネさんやサービス事業所さんが、、、、、
病状や介護の状態について、、、、、
ご家族さんにアドバイスなどをされる場面がありましたら、、、、
ぜひとも、プロのご意見ということで、、、、、
一度はご検討いただけたら、、、と思います。