すっかり暑くなってきましたね

みなさま、いかがお過ごしでしょうか

淡路島でヘルパー、デイサービス、有料老人ホーム、放課後等デイサービス、ケアマネジャー、飲食等事業運営している豊生ケアサービスでございます。

さて、最近はチャットGPT等に代表されるAIの話を、色々な所で耳にする機会がふえました。

このブログでも、何度かAIについて触れたことがありましたが、、、

少し前に、関心したニュース記事がありましたので、、、、

ご紹介させて頂きます。

最新版ＡＩ「ＧＰＴ―４」、日本の医師国家試験で「合格」…安楽死などでは不適切解答

～～～　　以下抜粋　　～～～

米オープンＡＩ社が開発した最新版の人工知能（ＡＩ）に日本の医師国家試験を解かせたところ、合格ラインを超えたと、日米の国際研究チームが明らかにした。ただ、人間の受験者の平均点は下回り、患者を安楽死に誘導する選択肢を選ぶなど不適切な解答もみられたという。

米ワシントン大の笠井淳吾研究員（自然言語処理）らは、同社の対話型ＡＩ「チャットＧＰＴ」や、最新版の「ＧＰＴ―４」を使い、２０１８～２２年の５年分の医師国家試験を解かせた。その結果、チャットＧＰＴはいずれも不合格だったが、ＧＰＴ―４は５年分すべてで合格ラインを上回った。

一方、ＡＩは妊婦の患者には投与できない薬剤を選んだり、患者に対して安楽死を促すような言葉がけを「適切な対応」として選択したりした。笠井氏は「日本の医療現場の法律やルールを知らなかったり、妊婦であるなど大切な情報を見落としたりするのは問題だ」としている。

　こうした課題は、今後、ＡＩがより多くの日本語データを学習することなどによって大幅に改善する可能性があるという。

　ＧＰＴ―４を巡っては、米国の司法試験や医師国家試験に合格するレベルの結果を出したとの報告もある。

　名古屋大の東中竜一郎教授（情報学）の話「選択肢の違いが分かりやすい医師国家試験は、ＡＩには比較的解きやすい試験だとは思う。今後、医療現場のルールなどを根気よく覚えさせて活用すれば、医療従事者の負担軽減につながる可能性がある」

～～　ここまで　～～　　読売新聞オンラインより

、、、ということで、GPT-4が、日本の過去５年の医師国家試験の合格ラインに到達、、、。

AIが（試験の上だけでは）日本の医師国家試験をクリアできる、、ということですね、、、

まぁ、、安楽死を促す言葉かけを患者様にしたり、使用禁止のお薬を勧めるなど、色々と課題もあるようですが、、

それでも、、、、すごいですよね。

ところで、リンク先の元記事を読んでもらえば図入りで解説があるのですが、

医師の国家試験の満点が４９４点、そのうえで人間の受験者の平均点が482点！！もあるんですね。

なお、合格ラインが371点、GPT-4は392点、ということで、、、、

いかに人間の受験者が優秀か、ということと、AIは合格とはいえ、結構ギリギリだなぁ、、、という印象をもちました。

このあたり、さらに大量のデータを入れて学習を重ねることで、遠からぬうちに、クリアできることになるだろうと予測されますが、、、、

進歩の速度がすごくて、驚いてしまいます。

ところで、、、、チャットGPTの点数も合わせて記載されていますが、、、、

チャットGPTの方は287点、、、ということで、落第、、、、まだまだ勉強不足というところです。

やっぱり、、、こちらは性能が劣るわけですね。

さて、その優秀ではないほう、、チャットGPTに、私の名前を聞いて、これは誰ですか？と、、、冗談半分に聞いたことがありまして、、、、

別に、私の名前でかぶる著名人もおりませんし、、、、特にSNSなどでも名前だしてませんし、、、

彼はどんな回答をひねりだしてくるのだろう？？と興味津々でした、、、、

ところが、、、、

その時は、、、、日本の政治家、第〇〇代の総理大臣である、、という珍回答を堂々と教えてくれまして、、、、

妙に詳しいプロフィールまでご説明頂きました汗汗

何回もウィキペディアで検索したものの、そんな総理大臣はいませんし、、、、

これじゃー、医師の国家試験はとおらんで！！！

AIの進化は著しいのですが、、、、

間違った珍回答であっても、妙に自信満々でリアルに答えるので、、、

つい信じてしまうんですよね、、、、

身体のことを見てもらうわけですから、、、、

現時点では、これだと不安、、、、、

でも、きっと、いつかは人間の医師レベルと同等、、いや、それ以上になる時がくるのだろう、、と思います。

今後のより一層の進化に期待です。