皆様、こんにちは。
豊生ケアサービスの中の人です。
弊社は介護サービスを提供する会社であり、
洲本市でヘルパー、デイサービス、ケアマネジャー、放課後等デイサービス、淡路市で有料老人ホーム、飲食×福祉など、多様なサービスを提供しております。
なので、普段から高齢の利用者様と接する機会は多くありまして、、、、
自然、いろいろな事情でお困りの方の話をきくことも多くなるわけです。
最近、よく耳にしているのが、
「わすれっぽくなってきて困る」
というセリフです。
、、、、まるで、他人ごとのように語ってはおりますが、、、
、、、、実は、私自身もそんなことを自覚していたりするので、人から聞くばかりではなく、私自身の口からも出ている言葉なんですけれども汗
それはさておき、これは私だけでなく、年齢を重ねると記憶力の低下はどうしても実感してしまう、というもの。
認知機能をしっかりと維持し、いつまでも元気で若く、生活を続けたいと思いませんか?
そのためには、どうしたらよいのでしょうか??
世間でよく言われているのは、
「脳トレ」だとか、「運動」とかですね。
「楽器の演奏」や、社会活動を通じての「他者交流」なんてことも言われます。
それを調べた方がおられるということを、最近、ニュースで拝見いたしまして、、、、
という記事であり、少しご紹介させて頂きます。
その研究の内容が、
「記憶力は加齢に伴い低下するが、6つの健康的な生活習慣因子の中で、高齢者の記憶力に影響を与えるのはどういったものか?」ということを明らかにするもの。(※ 中国・Capital Medical UniversityのJianping Jia氏らがBMJ(2023; 380: e072691)に報告)
検討した生活習慣因子6つについてなのですが、
①健康的な食事(果物、野菜、魚、肉、乳製品、塩、油、卵、穀物、豆類、ナッツ類、茶の12種の食品のうち7種以上を適度に摂取)
②日常的な身体活動(1週間に中強度の運動を150分以上または高強度の運動を75分以上)
③社会との接触(会合やパーティーなどへの参加、友人や親族を訪問、旅行、オンラインでの会話などの機会が週2回以上)
④活発な認知活動(読み書き、読書、カード遊び、麻雀などのゲームの機会が週2回以上)
⑤喫煙習慣なし(生涯で100本未満/3年以上前から禁煙)
⑥飲酒習慣なし
これら6つの因子のうち4~6つを満たす人を良好な生活習慣群、2~3つを満たす人を平均的な生活習慣群、0~1つを満たす人を不良な生活習慣群に分類し、健康的な生活習慣が記憶力の保持にどのような影響を与えるかを、調べたということです。
まあ、複数の健康的な生活習慣因子をもつグループの記憶力低下が緩やかだったのは、想像に難くないと思いますが、、、
では、どの生活習慣がもっとも記憶力への影響があったのでしょうか?
個人的には、②や③、④、、、といった所ではないか、、と思ったのですが、、、、、
どの生活習慣も、記憶力の保持にプラスの影響を与えたそうなのですが、最も関連を示したのは、なんと、
「健康的な食事」
だったのだとか。
、、、やっぱり、人間の体をつくるのは食事なのですから、、、重要なわけですよね、、、、。
研究結果を踏まえ、
jia氏が、「好ましい行動を組み合わせた健康的な生活習慣の遵守が記憶力低下の遅延に関連することが示された。また、このような関連は遺伝的に記憶力が低下しやすい集団においても認められた」と結論。その上で
「今回の研究結果は、高齢者の記憶力低下を抑制する公衆衛生上の重要な情報となる可能性がある」
とのことです。
一つより二つ、二つより三つの、好ましい生活習慣因子、、、まぁひらたくいえば、健康的な生活習慣は、身体のみならず、認知機能においても、健康を保つためにやっぱり大切なんですよ、、ということです。
このようにいいますと、いたって当たり前で、、わざわざ調べたりすることもないようなことなのですが、、、食事が非常に大切、、ということは、個人的には軽く見ておりましたので、、、、、、、
非常に勉強になりました ^^
、、、ということで、、、、、
記憶力保持のために、しっかりと健康的な食習慣をはぐくもう!!、、、と思った次第でございます、、、汗汗
イヤ、ほんと、マジで気をつけんといかんな、、、、
、、、、、ジャンクフード大好きですからね 汗汗汗
今回の記事が、皆様の健康に役立つヒントとなれば幸いでございます♪